院長挨拶
当院は先代の院長が市内宮下19丁目に開業し、その後現在地に移転し、さらに現院長が札幌医大産婦人科講師を辞して継承し、計60年が経過しました。現在は分娩の取り扱いは行っていませんが、特に体外受精を含む最新不妊治療に力を入れております。不妊治療以外にも、一般婦人科、子宮がん検診などに日本、欧米の最新知識、技術を提供し、旭川、道北そして北海道の婦人科医療に貢献していきたいと考えています。
みずうち産科婦人科 院長:水内 英充
院長略歴
院長の書籍
当院 院長が執筆した“妊娠力を高める最新不妊治療214のポイント”が2016年9月23日刊行されました。受付、書店、ネットで販売しております。
資格・加入学会
副院長挨拶
2020年8月から副院長として勤務を開始しました水内将人です。札幌医科大学に長く所属し、全道各地で一般産婦人科診療にあたって参りました。前任地の神谷レディースクリニック(札幌)では最先端の不妊治療に携わり、その経験をここ旭川でも皆さんのお役に立てることができればと思っております。また、臨床遺伝専門医として、今後さらにニーズが高まる出生前診断や着床前診断についても皆さんに情報提供ができればと考えております。不妊治療から出生前診断まで気になることがありましたらお気軽にお尋ねください。
みずうち産科婦人科 副院長:水内 将人
副院長略歴
資格
北海道新聞の取材を受け、当院が紹介された記事
その他の取材
TVの取材を受け院長が出演した番組
英文論文
国際学会発表
シンポジウム
ISO 9001 : 2008の認証を取得(2007.8-2016.5)
国際標準化機構ISO 9001:2000を内科や外科を含め3400ある北海道の診療所で2番目に認定されました。旭川では病院を含め2番目です。ISOとは世界148か国が 加盟している国際団体で、国際的に通用する規格の制定を行っています。規格の意味でも使われます。現在、ISO 9001:2008の認証を取得しています。 ISO 9001:2008の取得は一般企業ではめずらしくないものとなっていますが、上記のように医療分野ではまだ認定されている病院、診療所が少ないのが現状です。当院は、婦人科、不妊治療について、第三者機関である登録審査機関の審査を受け、日本、イギリスの認証を受けました。これは当院の医療システムの質が評価されたということであります。病院の質の評価としては、他に日本病院機能評価機構による評価がありますが、これは日本の国内基準であり、一度取得すると定期審査がありません。一方、 ISOは国際基準であり、第三者による1年に1回以上の定期的なシステムの改善状況の審査を受けなければならず、取得後も常に改善を検討していかなければ なりません。日本病院機能評価機構は内部監査がありませんが、ISOは内部監査もあり、その認証を維持していくことは日本病院機能評価機構より厳しいシス テムになっていますが、その分、医療の質を維持、向上させていくには有効な評価法と言えると思います。ISO 9001:2008を取得し、システムを構築して行くことにより、職員全員が目標を持ち、個々がその目標達成のため努力しなければなりません。目標は達成 されたか定期的に内部監査や第三者による登録審査機関がチェックしますので、これが職員の資質の向上につながり、ひいては患者様を中心とした質の高いチーム 医療を実践することが可能となります。もちろん病院自体のシステムが患者様に満足していただけるような質の高い医療やサービスが提供されているかも毎年審 査されます。本州の不妊治療施設ではすでにISOを取得している施設がいくつもありますが、北海道では全診療科を含めても非常に少ないのが現状です。今後は診療レベルの向上のためにもこの審査を受ける施設が増えてくると思います。
北海道新聞2008年1月30日(水) 全道版に"病院もISO 9001.2000の認証を取得する時代になった"という記事が掲載されました。当院も取材を受け、その取り組みが紹介されました。上記のように2007年に北海道の診療所として2番目にISOを取得しましたが、約10年間毎年受けていた審査でも問題点は指摘されず、ISOの品質マネジメントシステムは毎日の業務の中に浸透しており、職員一同充分理解していると判断し、ISOの継続、審査を辞退することにいたしました。外部からの審査は終了しましたが、内部監査は従来通り行っていきますので、これまでと変わりない診療の向上を目指していきます。2016.6.2